"がんばりすぎない"ヴィーガン生活のはじめかた

小心者な私が30歳でいきなりヴィーガンになった体験をもとにつづります♪

▪ヴィーガンってなんだろう?

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こんにちは、toppoです☆

 

みなさん、おうち時間、楽しんでますか?

(全然動かないのに、お腹は空く不思議・・・。)

 

さてさて、前回と前々回の投稿では、私がなぜヴィーガンをやろうとおもったのかという理由についてお話しました。

 

 

今回は、「”ヴィーガン”って、そもそもどういうものなのか?」という点について、私なりの解釈も含めて書いていきたいと思います!

 

質問されることが多い!

 

一番最初の記事を読んだ方は、

「あれ?ヴィーガンの説明はしないんじゃなかったの?」と思われてるかもしれません。笑

 

ただ、私がヴィーガンになってよく聞かれたのが

ヴィーガンってなに?」ってことや「どのくらいいるの?」「なにを食べないの?」ということでした。

 (特に田舎なので、何も知らない人がおおい!※私も全然知りませんでした。)

 

これからヴィーガンを取り入れたいと思っている方にとっても、

「聞かれたら一応答えられるようにしておきたい」ですよね。

 

また、ヴィーガンを取り入れる予定はなくても、ヴィーガンの人口は今後ますます増えていくはずなので、知っておいて損はないと思います♪

(特に飲食関係の方は、この機会に知っておいていただけたら嬉しいです!)

 

まぁ、「ヴィーガン」ってググればすぐに答えはでてくるんですけどね・・・

 

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「むずかしいことは抜きにして、ざっくり知りたいよ~」

 

という方もいるかと思います。

 

そんな方のために!

自分の中での復習としても、改めて「簡単に」まとめていけたらいいなって思います。

 

一緒にお勉強しましょう~♪

 

A.ベジタリアンの一種

 

ヴィーガンってなに?って聞かれたら

 

ベジタリアンの一種だよ~」

 

 と答えると、一番手っ取り早くわかってもらえると思います。(年配の方でも!)

 

 ベジタリアン=野菜しか食べない人っていうイメージがありますが、実はベジタリアンにも、魚を食べる人もいて、いろいろな種類があるのですね。

 

カテゴリーに分けるといろんなカタカナが出てきて難しくて、私は覚えれないのですが、「知っておかないと気が済まない!」という勉強熱心な方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

(今年4月に観光庁が飲食店向けに作った資料なので間違いないはずです☆)

 

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観光庁:「飲食事業者等におけるベジタリアンヴィーガン対応ガイド」より)

 

ちなみに、毎日ではなくても、たまにベジタリアンな生活をする「フレキシタリアン(柔軟なベジタリアン)」の方もいます。「ゆるベジ」という感じですね!

 

 

A.ベジタリアンの中でいちばん「×」が多い

 

そうなんです。

この表を見ればわかるのですが、「ヴィーガン」はいちばん「×」が多いベジタリアンなのです!

 

正直、「えー、なんか難しそう・・・」って思ってしまいますね。

 

しかも、「食べもの」だけではなくて、動物由来の布製品(シルクやウール)動物実験されたコスメなどもできるだけ避けるようにしているのです。(動物園や水族館に反対している人もいます)

 

そう、「ヴィーガン」とは、単に「食習慣」だけではなくて、

 

”いろんな動物性のものを避ける生き方(ライフスタイル)”

 

を指すということなんですね。

 

ただ、一般的には食の傾向のことを「ヴィーガン」と表現するのが多い気がします。

 

 

では、「ヴィーガン」という言葉はどこで生まれたのでしょうか?

 

 A.イギリスが発祥

 

ベジタリアン」という考え方は、なんと古代ギリシャ時代からあったらしいですが、「ヴィーガン」という言葉は、動物を守る活動が盛んだったイギリスで生まれたそうです。(wikipedia情報)

 

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「1944年にイギリスで・・・へぇ・・」

 

1940年代というと、第二次世界大戦中ですが、大変な中でも、そのような活動が盛んだったのですね。

wikipediaによると、あのガンジーも、そのムーブメントに積極的に参加していたそうです。

 

では、そんな風に生まれた「ヴィーガン」の本来の目的はなんなんでしょうか?

 

A.弱いものいじめをしない

 

ヴィーガンの本家、イギリスのヴィーガン協会の定義によれば・・・

 

「Veganisimとは、可能な限り食べ物・衣服・その他の目的のために、あらゆる形態の動物への残虐行為、動物の搾取を取り入れないようにする生き方」

Veganism is a way of living which seeks to exclude, as far as is possible and practicable, all forms of exploitation of, and cruelty to, animals for food, clothing or any other purpose.

 

ということだそうです。

 

「搾取(さくしゅ)」というのが、国語が苦手な私的にはピンとこなかったのですが、文字のとおり「しぼりとる」という意味です。

 

ここでは、「強い者(人間)が弱い者(動物)をお金絡みで利用する」というイメージでしょうか。

 

つまり、今の社会では、お金儲けのために、動物を狭いところに閉じ込めたり、いじめたり、殺されてしまっているという現実がある。

そういった商品を買うことが、協力していることになってしまう・・ということです。

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だから、「”できるだけ”そういった商品を避ける」ことで、「弱い者いじめをしない」「みんな平等(差別をなくす)」という世界に近づけたい、ということなんだと思います。

 

 「より良い世界にしていこう!というマインドを持った人たち」と言えるのではないでしょうか。

 

今では、健康面なども含め、いろんな理由でヴィーガンを実践している方がいます。

もし「動物の福祉」や「環境のため」を理由にヴィーガンをしている人がいるとすれば、動物を利用している業界への「意思表示」や「ボイコット」のような感じと思えば、イメージしやすいのかな。 (違ってたらごめんなさい・・・)

 

道のりは長いかもしれませんが、目標や方法は意外とシンプルということです☆

 

 

A.ベジタリアンの省略形(たぶん)

 

そして気になるヴィーガン」という言葉の由来諸説あるみたいですが、

Veg-etari-an」の太字部分だけ取ってVeganとなった説もあるそうです。

 

なんだか一番しっくりくる。笑

ということで、日本語にもよくある省略形と覚えておけばいいのかな。

 

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「ふ~ん、マックとかマクドとかみたいな感じか・・・(例えがごめんない)」

 

 

さて、インドなどでは宗教上の理由でベジタリアンが多いそうですが、世界ではどのくらいの人がいるのでしょうか?

 

A.世界には6億人のベジタリアンがいる

 

またまた観光庁さんの資料ですが、こちらをご覧ください。

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観光庁:「飲食事業者等におけるベジタリアンヴィーガン対応ガイド」より)

 

 こちらの資料によると、2018年時点で、世界には「約6.3億人」のベジタリアンがいることがわかります。

 理由は様々でも、これだけ仲間がいると思うとなんだか心強い・・っ!!

 

 

ちなみに地域別では・・・

 

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 観光庁:「飲食事業者等におけるベジタリアンヴィーガン対応ガイド」より)

 

やはり圧倒的にインドが多くて、その次は台湾です。

 

台湾というと身近な感じがしますが、14%ということは、10人に1人以上はベジタリアンということですよね。

(ちなみに、宗教上の理由でニンニクなどの香りが強い食品も避ける「オリエンタルヴィーガン」が多いそうです)

 

そしてそして、日本はというと・・・「4%」です!

こうやって並べてみると、意外と多い?という印象です。

 

えっと、日本の人口は1.3億人だから・・・520万人?

 

これだけいるのなら、もっとベジタリアン向けの飲食店があってもいいのにな~なんて思ってしまいます。

 

ちなみに、ヴィーガンの人口は増えているのでしょうか?

 

A.毎年約1%ずつ増えている

 

さきほどのグラフ内にも書いてありましたが、毎年1%ずつ増えているそうです。

 

今の世界の人口が77億人だから・・・

毎年、約7000万人ベジタリアンヴィーガンになっているということになります。

 

1%といえど、すごい数ですよね。

 

特に、「健康のため」や私のような「環境のため」に取り入れる人が多くなっていて、特に若い人を中心に増えているそうです!(特に欧米が中心に増えているそうです)

 

だから、もしヴィーガンって増えてるの?」と聞かれたら

 

胸を張って

「ふえています!!」と答えて大丈夫そうですね☆

 

 

そんな流れを受けて、最近は、モスバーガーヴィーガン対応のバーガーが発売されたり、植物性のプッチンプリンが発売されたりと、食品業界は「植物性」の波が来ていますよね♪

 

まとめ

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簡単に、とか言っておきながら長くなってしまった!

 

 

最後にまとめるとこんな感じですね。

 

ヴィーガンとは・・・

 

 

  • 食べ物以外も動物性のものを避ける生き方

 

  • 80年前くらいにイギリスで生まれた

 

  • 種差別のない世界にしたいというマインドがはじまり

 

 

 

  • どんどん増えてる!!

 

 

いや~おつかれさまでした!!

こんな素人のまとめですが、少しでもお役に立てたらうれしいです。

 

ちなみに、カタカナ表記は「ヴィーガン」でも「ビーガン」でもどっちでもいいと思います。笑

 

さて、次回は、そんな制限だらけ?なヴィーガンをどこまで取り入れたらいいのか?について、考えていきたいと思います。(たぶんその予定・・)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

 

 

toppo♡

 

 

【参考】

www.mlit.go.jp